中途採用看護師は挫折感を経験する入職と同時に新しい環境で働くことになった中途採用看護師は、

入職と同時に新しい環境で働くことになった中途採用看護師は、
今まで簡単にできていた業務であっても、
今までのようにスムーズに行うことができなくなり戸惑います。

 

たとえば、物品の場所がわからなかったり、
ちょっとした手順が前の職場とは違ったり、
誰にどのような経路で確認をすればよいのかが
うまく判断できないなどということがあり、
「うまくできないこと」による挫折感を経験する
中途採用看護師は多いのです。

 

円滑に看護の複雑な実践を進めていくためには、
その施設での環境に適応し、
多くの情報を理解して対応することが欠かせません。

 

職場が変わるという時点で、
以前と同じように仕事をこなせるわけがないと自覚している
中途看護師が大半ですが、
頭ではわかっていても、
「できない。」、「動けない」という事実は
ストレスであり、予想以上に自身を失ってしまう体験になってしまいます。

 

ヒトは、周りからの要請や期待に、
自分の能力で応えることが難しい状況におかれると、
自尊心が傷つくのを避けようとします。

 

そのため、いろいろな反応が起こります。

 

今まで、看護師としての知識や経験、技術にある程度は自信があったのに、
うまくできない場合は、そのショックはとても大きく、
「慣れていないのでできません!」と激しく主張する人もいますし、
「そのやり方はおかしい!」と、あらゆる説明に反発する人、
「何でもやります。」と、落ち着きなく動き回る人など、さまざまです。

 

このように、表面上は、個々によって複雑でバラバラの反応が見られますが、
その裏側には、新しい環境の中で、自尊心が脅かされるような状況を、
何とか乗り越えようと必至に模索している姿があります。

 

そこで大切なのは、受け入れ側が、
このような中途採用看護師の基本的状況を
しっかりと把握することです。

 

そのような状況だからこそ、
受け入れ側がスポンサーシップを基本として、
新しい仲間の個性を認め、その個性を活かすことができるような
関わり方をするにはどうすればよいのか、
お互いに探していく積極的な行動が必要です。

 

そして、それをすることによって、
期待以上の大きな効果を得ることができるのです。