中途採用看護師を迎え入れるためのムードを高める

中途採用看護師を迎え入れるムードを高めるための
具体的な策を講じましょう。

 

形から入ることも、時にはとても重要です。

 

「お待ちしていました!○○○○さん!ようこそ4南病棟へ!」
というようなウェルカムボードを作って、
中途採用看護師のフルネームを書き、
ナースステーションに張り出しても良いでしょう。

 

このようにすることで、受け入れ側の看護師は、
中途採用看護師が入職する前に必ず1回はボードを目にすることができ、
名前を覚えることができます。

 

また、「この中途採用看護師の力を借りて、
病棟を少しでも前進させるつもりらしい」という
看護管理者や教育担当者の意図が、
受け入れ側の看護師にも伝わると思います。

 

サプライズや遊びの要素を取り入れ、
仲間として受け入れる気持ちを大げさに表現することは、
中途採用看護師にとっても、気恥ずかしい部分もあるかもしれませんが、
びっくりするくらい大歓迎されて
嫌な気持ちになる人はあまりいないと思います。

 

このような日常の積み重ねが、
モチベーションを育てることにつながります。

 

もし、入職前に時間が確保できるのであれば、
看護管理者がビジョンや中途採用看護師の許可を得た情報を提供し、
中途採用看護師に対して、受け入れ側の看護師ができることは何かについて、
自由に意見を出す場の設定ができるとなお良いでしょう。

 

「こうしてください。」、「ああしてください。」
という職位が上の人からの指示は、
無意識的に反発されることもあります。

 

「何をしてあげたら不安が少なくなるかしら?」
と、受け入れる側のみんなで考えることによって、
「私は初日のランチを一人で食べて心細かったから、
ランチに一緒に行くわ。」
「私は病棟ドクターの指示だしの特徴を教えるわ。」
「私は受け持ち患者の○○さんの処置には一回付いてもらって、
オリエンテーションをしますね。」
など、個人レベルで支援できることを考えます。

 

そして、それをチームに宣言する場を設けると、
受け入れ側の看護師たちの行動が能動的に変化するでしょう。

 

中途採用看護師は、入職初期の時期は特に
想像以上に緊張した状況下におかれていることを改めてに認識すべきです。

 

周りのスピードに乗り遅れるつらさや、
以前の職場と方法が異なるため、
以前はできていたのにスムーズにできないもどかしさ、
受け入れ側の看護師のあいまいな指示に振り回されたのに
「慣れていないから」といって片付けられてしまう悔しさなど、
中途採用看護しにはけいけんがあるがゆえにさまざまなストレスを感じているものです。

 

そのため、受け入れ側の看護師がいくらやさしく接したとしても、
笑顔や感謝のフィードバックが返ってこない場合もあるでしょう。

 

ですが、それに対してまったく礼儀知らずだわ!
と怒りたくなる気持ちを鎮め、
看護管理者と一緒に、なぜそのような態度を摂ったのか、
それほどまでに緊張し不安を感じているのかを考えることも必要です。

 

入職後に起こりうる事態を予測し、
あらかじめ受け例側の看護師に
新しい環境に適応する際の心理的ストレスなど、
一般的知識を含めた情報を提供することで、
冷静な対応をすることができ、指導に効果を発揮します。