研修会以外の能力開発の場の提供

中途採用看護師に限らず、
看護師の教育は、施設内や病院内の研修会だけでは
網羅できないと実感している人が多いと思います。

 

ですが、学会やセミナーへの参加を
自費で強制することは難しいですね。

 

しかし、中途採用看護師が学ぶための方法を選ぶことができるように、
情報を提供することも、看護管理者の大切な仕事です。

 

たとえば、以下のような情報を提供してみてはいかがでしょうか。

 

 (1) 私たちの施設や部署では、
    皆さんにこのような看護師になってほしいと考えています。

 

 (2) 私たちの施設で行うことができる研修は、○○と△△です。

 

 (3) 研修会のあとは、このように部署でフォローします。

 

 (4) 私たちの施設では部署ごとに勉強会もしています。
     参加は自由です。

 

 (5) 外部の研修会や学会、セミナーは自費参加ですが、
    このような内容のものがあります。

 

 (6) もっと勉強したいけれど、どこで勉強したらよいのか
    わからない人のために、キャリアアップのための資料もあります。

 

 (7) 事前に伝えてもらえれば、救命救急処置技術や、
    新しいシリンジポンプの使い方など、
    実際に触って勉強する場所と物と人を準備します。

 

 (8) 購読している雑誌や本は、ここにあります。
    コピー機は○○に設置してあります。
    1枚10円でコピーできますよ。

 

 (9) 心電図や新しい治療法など、勉強したい、
    話を聞いてみたいと思う内容があれば、
    いつでも教育担当者に言ってください。
     勉強会を計画します。

 

 (10) 医学看護系書籍は、毎年2回、書店さんが来てくれます。
      この施設の書店は、ここにあります。
      インターネットで注文をすれば、早くて翌日に届きますよ。
      購入したいと思う場合は相談してくださいね。
      注文の仕方を教えます。

 

 (11) 勉強したいというわけではないけれど、
     よくわからないことがあり、「ちょっと相談」があれば、
     直接話してもらっても良いですし、
     この用紙に記入して箱に入れてください。
      時間を下されば、回答します。

 

このように情報を提供することによって、
中途採用看護師が、自分の研修や学びの内容を選択することができます。

 

もちろん、これらの情報は、現職の看護師たちにも提供することが必要で、
部署全体として、学ぶ雰囲気を作っていくことも大切であるといえるでしょう。